Cro Brock

〜タイトルださない?大丈夫?〜

氣志團万博2018 ライブレポート その1

 

9月15、16日俺にとっての平成最後の夏フェス『氣志團万博』へ行ってきたで!

初参加の氣志團万博

率直な感想としては今まで参加したすべてのフェスで間違いなく

最も客層が絞れていないフェスやった

もちろんいい意味でやで

 

自称音楽通のピーナッツ野郎は

『あんなんミーハーが行くだけのフェスでまんがな』

とか言いそうなラインナップやけど

氣志團万博は最高の空間やった

ほんで出演していた様々なアーティストが言ってたけど

 

 

 

 

 

周りなんもない

 

 

 

 

 

それでもくっそおもろかったから当日の感想とか雰囲気とか

タラタラと語っていきたいと思う

 

 

 

 

1.KEYTALK

 

賛否両論あるものの『振り付け』をロックのライブに持ち込んできたお祭りバンド

 

先日幕張メッセでワンマン公演を成功させた4人!

ステージ割が出たときかから

「サブステージで大丈夫か?」思たバンドその①

 

当日は雨で地面もぬかるんどったからか

会場はギッチギチとはいかんまでもかなりの人が入っとった

 

俺はフェスに行くときの楽しみの1つにアーティスト紹介映像がある。

京都大作戦なら

「10-FEET presents!  MISSION IN POSSIBLE 20〇〇! NEXT artist is.....10-FEET!」ドォーン!

みたいな

 

HAZIKETEMAZAREなら

「HEY-SMITH presents! OSAKA HAZIKETEMAZARE FESTIBAL 20〇〇! NEXT artist is .....HEY-SMITH!」ンハジケテムアザレェー!!!

みたいな

 

あーゆうのめっちゃ好き

んで氣志團万博

 

綾小路 翔がアーティスト紹介をしてくれるんやけど

なんでそのバンドを呼んだとか

どんなバンドだとか

そのバンドの意気込みとかっていうのを3分くらいVTRを流すことになってて

 

これがめちゃめちゃ良い

 

KEYTALKの紹介で翔さんは

「もう下北沢はアイツらの街だよ」

「でも一言言っとく」

 

「kenkenに対する言葉使いは気をつけろ」

 

って言ってた

翔さんVTRで笑い所つけな気が済まんのかってくらい

全部のVTRで笑い所つけててんけどどれもこれも愛に溢れとったなぁ

 

前置きが長くなったけど当日の様子

 

1曲目は『桜華爛漫』

聴いた途端「あぁ、KETTALKや」ってなった

KEYTALKの客層はめちゃめちゃ若い子だらけやって

その子らが楽しそうに踊ってるのとかみたらこっちもテンションあがってくる

 

皆が楽しくノれるROCKまさにそんな感じ

何年か前のOTODAMA以来にKEYTALK見たけど確実に客も増えてたし

盛り上げ方がうまくなってた印象

新しい曲はあんまりわからんのもあったけど

KEYTALKは大きくなっとった

 

ラストはもちろん『モンスターダンス』

KEYTALKをこの曲で知った人も多いと思う

俺もそのうちの一人

会場の全員が振り付け覚えてたし

知らん人らで同じ踊りする光景は一緒に混ざってて

めっちゃおもろかった

 

朝一発目のKEYTALK

生憎の雨やったけど太陽照りつけるような

開放感のあるハッピーなステージやった

 

 

2.SiM

 

雨は小雨なもののKEYTALKのときより確実に強くなってきた所で

悪魔の登場

 

この日はAIRJAM2018組が3組出ててそのトップバッター

AIRJAMと氣志團万博と続けてSiM見てるけど

SiMてこんな朝早くからやるバンドけ?

っていうのが俺の疑問

その疑問にMAHは

 

「SiMがこの時間帯に選ばれたってことは!めちゃくちゃにしろってことだろぉ!!!」

 

なるほどな

 

俺は泥が嫌で(何その糞みたいな理由)

後ろの方で見てたけど

この日のSiMは悪魔モード全開!

 

めちゃくちゃ攻撃的な曲のオンパレードで

終始観客を

やれ下等生物だの

やれ雑魚どもだの

煽りに煽りまくってた

 

きっとTRFとか目当てに見に来てたオジジとオババは

「何あの失礼な子ら」

と思っていたに違いない

 

そんなのお構いなし

嫌いなやつは嫌ってくれと言わんばかりのマイクパフォーマンス

 

氣志團万博はフェスには珍しく

メインステージには花道が設けられてるんやけど

MAHはずっと花道にいたような気がする

客に一番近い位置で

天気は雨でも

地面は泥だらけでも

それでも全身全霊でステージを煽り盛り上げる

 

KEYTALKとは真逆のステージ

幸福感とはかけ離れていて

充実感や達成感を得られるのがSiMというバンド

 

「子供の世話するんで帰ります」

と言い残し客をウォール・オブ・デスで皆殺しにした後

悪魔は帰っていった

 

笑顔で泥だらけになった客はめちゃ満足そうやった

 

 

3.MOSSAI様岡崎体育

 

二年前、MOSSAIステージ(サブステージ)初出場トリ

一年前、MOSSAIステージ トリ

 

「あの金髪リーゼントには失望しました。」

「もう僕はMOSSAIステージの神になります。」

「MOSSAI様。」

 

アーティスト紹介映像でそう言ってた岡崎体育

翔さん曰く

 

「そのほうが体育君的においしいと思った」

 

MOSSAIステージの神ぃ〜♪

MOSSAI様ぁ〜♪↓

MOSSAIステージの神ぃ〜♪

MOSSAI様ぁ〜♪↑

 

と不吉なSEが流れ岡崎体育の登場

 

なんかMAHみたいなメイクしてて

いつもより邪悪な雰囲気

会場はそらもう超満員

マイク一本でオーディエンスと戦う岡崎体育は

少しかっこよく見えた

 

会場がギチギチなのを思っての事か

はたまたただのボケか

いや、多分後者やな

 

「俺にジャンケンで勝った奴だけ踊れ!」

とじゃんけん大会をしたり

 

SiMに対抗してか

ウォー"ク"・オブ・デスも披露

(ウォール・オブ・デスの要領で客を2つに分けるが黙って歩いて元の場所に戻る)

ステージというよりはネタやっとった!

 

もう後半になると客を煽らずとも

客からは

「MOSSAI様ぁ〜!!!」

の声とか

MOSSAI様ポーズ

(額の上に両手で三角を作る)

が上がり

 

え?なんかやばい宗教団体なん?これ

って感じやった

とにかく盛り上がっとったし一体感があった

 

爆笑の30分を終え毎度おなじみ

「2020年までにさいたまスーパーアリーナでワンマンします!」

と言霊を残して小太りの男はステージを後にした

 

3年目にメインステージに上がれると思ってた岡崎体育

この日のライブはめちゃめちゃ盛り上がってたし大成功やったと思う

来年はYASSAIステージ(メインステージ)昇格か?

 

いやでもずっとMOSSAIの方が確かにおいしいぞ

 

MOSSAIステージの神ぃ〜♪

MOSSAI様ぁ〜♪

 

 

4.04 Limited Sazabys

 

AIRJAM2018組2番手フォーリミ

氣志團万博は初出場

 

いや、フォーリミがサブステージは流石に無理があった

あんな激しくて人気のバンドやのにサブは

 

「なにか残せるように」

 

と初出場の意気込みを語り

『swim』からフォーリミのステージは始まった

すでに”夢の向こう側”に立っているフォーリミのステージは

曇り空を突き刺すようにどこまでも飛んでった

 

晴れへんかったけど

 

次の曲を発表するたびにオーディエンスからは歓声が上がり

曲が始まると大小いくつものサークルができ

それは皆楽しそうに走っとった

 

「氣志團万博、ケータリングが豪華」

 

らしい。

らしいとしか言えないがフォーリミが言うんやからそうなんやろう

 

疾走感&疾走感&疾走感

AIRJAMで見たフォーリミは全力投球

後先考えず方のことも気にしない今一瞬だけを見つめる高校球児みたいやったけど

この日のフォーリミはいい意味で力が抜けていた様に見えた

フォーリミはどこまでも素直で

どこまでもまっすぐにロックをかき鳴らす

 

フォーリミの人気の秘密?

はここにもあると思った

 

 

最後は「monolith」

 

良かった

俺の一本槍は最後に来てくれた

 

一旦CMです