KEMURI あなたの好きを肯定しにきました
DJダイノジからこんばんは
くろです(@cro_cro_cro_cro)
年末年始、仕事にしろ学業にしろ何かと大変な時期。嫌になってくる事も多々あると思います
そんな時、音楽の力を借りてみてはいかがでしょう。音楽の力は嫌な事から目を背ける力ではございません。嫌な事に向き合う力なのです。さぁ。お手元の音楽再生機を手に取りなさい。アーティスト一覧でカ行をスクロールするのです。ありましたね?"KEMURI"が
ない?マジで?ほんまに?Kの方も見た?…どう?ない?…ないかぁ〜…
って人のために今日はKEMURIというバンドがいかに素晴らしいか。あのひたすらに前向きな歌詞、ひたすらに明るいメロディ。KEMURIというバンドは人生における回復ポイント、ポケモンにおけるポケモンセンター、スプラトゥーンにおけるチャーポジのようなバンド。それは一切の攻撃的要素がなくただただ元気を分け与えてくれるアンパンマンのようなバンドでもある
今日はそんなKEMURIを紹介していこうと、そのように思っております。はい
肯定的精神姿勢
P・M・A(Positive Mental Attitude - 「肯定的精神姿勢」)
これがKEMURIのバンドスタイル。この圧倒的前向き感がKEMURI最大の特徴であり、最大の武器であり、KEMURIの全てと言っても過言ではない
もはや有名すぎるKEMURIの代表曲『Ato-Ichinen』『白いばら』
母と仲間のそれぞれの"死"を歌った曲。死がテーマの曲は今まで腐る程あるしこれからも腐る程作られると思う。だがしかし、KEMURI程明るく歌い上げたバンド、強いてはアーティストはそれほど居ないのではなかろうか
まずは『Ato-Ichinen』
母が癌に侵され余命1年を告げられた時の歌
母さんの手を握りしめ 祭囃子の洪水の中で
買ってもらった焼きとうもろこしを 食べきれずに泣いた俺が
こんなとこまで来ちゃったよ
あららこららで あと1年
この歌い出しではじまる『Ato-Ichinen』
あと1年 あと1年
どんだけのことができるだろう
あと1年 あと1年
どんだけのものを見せれるかな
あと1年しかないのか、あと1年もあるのかって言う受け取り方は本人にしかできないが親の死まであと1年もあるって 考え方はなかなかできたものではない
しかしながら『1年しか』でも『1年も』でも前向きに考えなければいけないと伊藤さんは教えてくれている。そんな気がする
もっともっと笑わせてあげるよ 約束する 嘘じゃない
上記の『Ato-Ichinen』の歌詞、親の死に関する曲と知って見ればどれもこれもどこか哀愁の香りが漂うが、実際の曲はと言うとめちゃめちゃハッピーで明るくウェイって感じの曲なのだ
自分はブログをやってるが母の寿命があと1年と知ってここまで明るく記事が書けるだろうか
ママの寿命があと1年だそうです♪遅くなったけどこれから親孝行頑張るぞ♪(о´∀`о)エイエイオー!
無理だ
無理だどうこう以前にバチクソに不謹慎な感じがする
例えが悪くなってしまったが『Ato-Ichinen』は感覚的に言えばこれくらい明るい曲担っている
明るい曲調と哀愁のある歌詞とのギャップ。これが『Ato-Ichinen』の魅力にもなっている
続いて『白いばら』
これは前述の通り仲間、メンバーの氏に向けてえ作られた曲
此処にいつも佇む矛盾 不条理も否定も
肯定した せざるを得ずに 全てを飛び越えて
学がないことをさらけ出して言わせていただこう。この冒頭部分、意味が全く分からない
すごく詩的な感じは伝わる、伝わりはするが『Ato-Ichinen』に比べて客に無理を押し付けすぎては居ないだろうか?と思って居たら次の部分
道無き道を 進め終わりの先へ哀しみ
避け 逃げられぬ 今から 拾い上げる希望
なんとなく分かるようになった。矛盾も不条理も否定も肯定も全て飛び越えて道無き道を進んで来たメンバーの事を歌ったんだろう。きっとそうだ。
伊藤さん、これで合ってますか?
さて、有名なサビ部分
さようなら 白いばら 時間に咲いた花
流れる景色は そよぐ風の中 笑う顔静か…
白いばらに例えられたメンバーへの別れの言葉が連なる
静かに笑いながら去って行ったのだ。これはさすがに寂しい歌詞。にも関わらず伊藤さんはKEMURIは問答無用に明るく歌い上げるのだ
もはや異常と言ってもなんら差し支えないレベルの前向き感、それでいてKEMURIの良さはその前向き感が押し付けがましくないと言う点にもある
今日本で前向きソングといえばWANIMAになってくると思う
自分が哀しみに塞いでる時、WANIMAは「そんな暗い顔しないで向こうはもっと楽しいけんみんなのとこ行こうや!チカラ〜〜〜!!!」って感じで私を元気付けてくれる
でもガチに塞いでる時WANIMAの明るさは明るすぎることもある
そんな時KEMURIは優しく肩を叩いて「前向きに行こうや」と囁いてくれる。まさにそんなイメージ
兎にも角にも一度聞いてみたらいいと思う。話はそれからですねぇ
幸せなライブ
スタンドマンにしてリーダーにしてボーカルの伊藤さん。御歳52歳
にも関わらず、勝俣州和並みの短パンでそれはもうステージを飛んだり跳ねたりラジバンダリな訳である
KEMURIを全く知らない人から見れば元気なおっさんでしかない
これだからロック知らない人は困る。もっと物事の根本を見つめて判断してほしい。そう私は切に願う
いいかい?伊藤さんはねめっちゃ元気なおっさんである
あの海老反りジャンプができる50代男性は伊藤さんしか居ない
しかし、あのおっさん、ひいてはKEMURI
当然のことながらめちゃくちゃいいライブをする
恥ずかしながら私が初めて生でKEMURIを見たのは今年のロッキンだ
KEMURIを知ったのも2,3年前でこんだけ偉そうにKEMURIを扱った記事をバチコリ書いておきながら実のところKEMURI歴2,3年の正真正銘KEMURIニワカ勢なのだ
初めましてこんにちはKEMURIニワカです
少し話が逸れてしまったが今年のロッキンで私はKEMURIと初遭遇した
持ち前のスーパーキャッチー鬼前向きソングをバコバコと叩き込むKEMURI。ちなみに今書くの忘れてたから書くがKEMURIはスカパンクバンド
早い話がHEY-SMITHのような金管隊ようするバンドなのだ。なので余計(?)に明るく突き抜ける楽曲が多い
そんなKEMURIのライブ
正直MCで良い感じの事を言うバンドでは決してない
『君たちが辛くなった時いつでも僕らはライブハウスにいるから』とか
『君たちが悩んでるように僕らも悩んでいるんだ。君たちは一人じゃないし僕たちも特別じゃない』みたいな
お?これは?泣かせにきてるな?
ってMCは全くなかったように記憶してる
「まだまだ行ける人〜?」みたいなあくまで客を盛り上げるMCに終始徹底していた
にも関わらず
かつて友達に感情を失った化け物とか銃口向ける前にドミネーター開きそうと揶揄された私が確かに涙を流したのだ
今までライブで泣いたことは何回かあった。でもそれは心にブチ刺さるMCを聞いた時だけだった。ただただ曲を聴いて、それもKEMURIの曲を網羅しているわけでもないのに、ただただ曲を聴いて泣いてしまったのだ。しかもその時友達と別れてKEMURI言ってたから一人ぼっちだったのに
幸せ数値がカンストしたのか、純粋に歳を重ねたからか、目の前のカップルが羨ましかったからか。
とにかく泣いてしまうほどKEMURIのライブはかっこいいし楽しいし幸せなのだ
ぜひ一回生で体感してほしい
ちなみにロッキンKEMURIの記事はこちら
あと佐藤隆太がファン
だそうです。MVにも出てます
おわり
以上でKEMURIの魅力紹介を終わります
いかがだったでしょうかKEMURIの魅力。伝わってないと思うけど
とにかく元気が出ない時、嫌なことがあった時その事を前向きに考える力をKEMURIはくれます
今週末のクリスマス
一人で過ごされる方はKEMURIを聴いてそれも前向きに考えて見てはいかがでしょう
私はスプラトゥーンで初心者皆殺しに向かいます
それでは
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