カラオケに行きたい。そしてKANA-BOONを歌いたい
カラオケに行きたい。そしてKANA-BOONを歌いたい
それはもうどうしようもない程に歌いたい
フルドライブ、1,2,step to you、盛者必衰の理お断り、その辺りの時期の発表曲を根こそぎ歌ってしまいたい
繰り返し繰り返しキャッチーなサビをこれでもかと繰り返すあの曲の数々に酔いしれたい
KANA-BOON、彼らと出会ったのはCOUNTDOWN JAPANだった
ホルモンの待機勢として前方エリアに陣取っていた私の前に彼らは颯爽と現れた
当時飛ぶ鳥落とす勢いのKANA-BOONだったがロックはおろか音楽そのものに疎かった私が初見の彼らの見た目で抱いた第一衣装は
「エレキコミック・・・?エレキコミックのやついさんが来たの・・・?」
だった
そのフェス自体W足しは初参加だった
フェス初参加して、知らないアーティストのライブを前方エリアで聴いたら客はどうなるのか、それは「かっこいい」でも「すげぇ」でもない
これは私の友人を対象に調査した結果だが、知らないアーティストのライブを前方エリアで聴いた時の感想それは
「知らん曲で周り皆んなトランス状態になって怖い」
である
話が前後する
今でこそロックと見た目は関係ないと断言できるが当時の私はやはり見た目が第一だった。そこでエレキコミック、どうせしょうもない曲しかやらんとたかをくくっていたらフルドライブをブチ込んできた
繰り返し繰り返し同じフレーズ、同じメロディ
私は完全に魅了されてしまった。いや、魅了というよりは洗脳に近い
そして私はKANA-BOONを聞く時、あのロックに初めて触れた時のことを体感的に思い出すのだ
次にどんな曲が来るのだろう、次にどんな景色が見れるんだろう。そんなワクワク感をKANA-BOONは思い出させてくれる
普段dustbox、GOOD4NOTHINGを始めとするメロコアばかり聴いている私。KANA-BOONを聞くことはほぼない。ほぼない上にフェスで見れるとなっても優先度は正直低め。それでもどうしようもなくKANA-BOONが聴きたく、歌いたくなる時が来る
あぁ。
カラオケに行きたい。そしてKANA-BOONを歌いたい