AIRJAM 2018 地獄帰路編 後編
『Mosh under the rainbow』
で会場がハッピーな空間に包まれている頃
俺は地獄の道を南船橋に向かって歩いていた
まさに地獄
1時間後
苛立ちと焦りと焦燥感と絶望感と既視感と世界観で
俺の頭は完全に狂った
狂った結果
プリキュアを熱唱してた
頭がおかしくなったからプリキュアを歌ったのか
プリキュアを歌ったから頭がおかしくなったのか
それに関しては専門家の意見が必要やったが
とにかく俺もべーやんも頭がおかしくなった
(べーやんは基本的に何も考えていないからおかしくなったかは微妙)
おかしくなった俺はべーやんにセクハラみたいな質問をしながら
ようやく南船橋についた
が・・・!
南船橋についたとて電車はピクリとも動いてんかった
そこで数十分歩いたところの船橋競馬場駅から
飯田橋を経由し自宅最寄りまで帰るルートを新たに教えられ
俺とベーやんは再び歩くのだった
次はベーやんがナビ係
が・・・!
俺は忘れていた
べーやんは基本的に何も考えず生きている
タクシーを探さうことすら出来ない哀れなモンスターであることに
終電を逃すかどうかって時にこんな事するべーやん
何なのコイツ?
マジでコイツ何なの?
そんなこんなでようやっと船橋競馬場駅へ到着
AIRJAMファッションの人がちらほらいたが
最後までいたかとか聞けるはずもなかった
最後まで居たとか言われたら
暴れてしまうと思った俺は賢明な判断により
聞くことをやめた
終電で最寄りに到着!
俺は家に帰れたことに感動していた
次の日身体中筋肉痛になりながら俺は仕事に向かった
べーやんはこの後東京で遊んでから関西に帰る
なんなのコイツ?